私のこと

30代の日常をつらつらと書いています。Twitter:@sho_takeuchi09

ブログを始めてみようと思います

高校3年生の冬、おばあちゃんからもらった図書カードでハードカバーの小説を10冊くらい買った。

大学受験も終わった春休み。ヒマだからたくさん本を読もうと思った。乙一さんの本が好きで、あの時もミステリーばかり買った気がする。

 

小説は今でもハードカバーばかり買う。本棚に並べるとカッコいいから。

あの頃は実家暮らしで自分の部屋もなかった。

3人兄弟共有の広い部屋の隅にある自分の勉強机。机の小さい棚だけが私の本棚だった。ハードカバーは10冊も置けなかったんじゃないかな。

 

小説家とか文章に携わる仕事がしたいと思ったのはあの頃だった。こんな文章を書いてみたいと思いながら小説を読んでいた。

思うだけで特に努力もせず大学4年間を過ごし、無難に就職活動をして、可もなく不可もない企業に入社した。

 

「小説を書くのは才能がいる」

「小説で食べていけるのは成功した1部の人だけ」

「ヒット作をいくつも書かなければ終わり」

「普通の企業の方が安定してる」

 

言い訳ばかり積み重ねてたら、もう30代になった。

今も結局努力はしてないし、今の仕事を辞めて小説家を目指す勇気もない。

 

でもどこか、自分で文章を綴ってみたくてブログを始めてみた。

素人の稚拙な文章だけど、せめて日々思ったことを自分の言葉で綴ってみたい。

知り合いにもブログのことは教えないし、誰にも見てもらえないかもしれないけど、自分の文章をここに残そうと思う。

 

 

ということで、ブログを始めてみようと思う。

1番好きな小説は「暗いところで待ち合わせ」